タカラヅカのことと、ふわっとした散文

大したことは書いてないです

なんだか強運

なんか、運がいいんです。わたし。
ちょっとまとめてみました。
人はこれを「引き寄せの術」といいます。


タカラヅカ関連

・昔、たまたまお仕事をサポートすることになった方が「宝塚の殿堂」入りしてる方のご子息だった

・2004年、電車の中でうたた寝をしてて起きたら私ともう一人しか車両に乗っていなかった。真向かいに座る女性をふと見たら大浦みずきさんだった。(驚きのあまりガン見してしまい、なつめさんはちょっとドギマギしてました。居心地悪い気持ちにさせてしまったかも。ごめんなさい)

天海祐希退団公演見たいな〜と思っていたら、たまたま会の方と知り合ってなぜか気に入られチケットを分けてもらえて生で三回も見られた(そんなことある?)

夢現無双のチケット、三回連続で通路側だった(客席降りでハイタッチし放題)

・娘5歳を通路側で初観劇させたら、たまたま大好きなれんこんの立ち位置の真横で、れんこんが娘にたくさん絡んでくれた(一生の思い出)

・美弥るりかさん退団の日にぼーっと帝国ホテルを歩いてたらシルベスター・リーヴァイさんにばったり会った(なかなかないよね)

クルンテープを聞きまくってタイに行きたいなあと思ってたらタイ在住経験ありの同僚と仲良くなる。たまたまお土産をもらったらエメラルド仏。

クルンテープ聞きまくってタイ大好きだなあと思ってたら、たまたまタイから50人も客人が来て仕事でコップンカー連発することに。(私の社会人人生で外国の人をご案内するのは初めてなのによりによってコップンカー)

・珠城りょういいなーDAIK●Nいいなーと思ってたら、たまたまD●IKENの社員さんと知り合う。CM担当社員が珠城りょうファンと教えてもらう

宝塚歌劇団のお芝居の中で最も好きで昔からずっと実況CDを聞きまくった演目「グランドホテル」が、私の海外在住から帰国のタイミングで再演され偶然見ることができた

・たまたま仕事で知り合いメールを交わす仲になった方が元タカラジェンヌで私の大好きな演目で初舞台の方だった…(死ぬほど繰り返し見てた公演に出てた方。偶然すぎて怖い)

・「食聖」宝塚大劇場公演、都合が付かず友人の友人の妹さんに譲ることに。チケットお送り先を聞いたら、私が大劇場観劇の時に必ず立ち寄り、今回も行く予定だった京都の某寺のすぐ側に住んでいる人だった。(住所聞いて鳥肌)

・産後初の一人旅でたまたま京都の八大神社に行って気に入って何度も通っていたら月組夢現無双の上演が決まる(八大神社宮本武蔵ゆかりの神社)

・上記の神社を、蓮つかさくんと紫門ゆりやちゃんがたまたまロケで訪れる

・上記の神社に行ったら、偶然、お二人が書いた絵馬を発見する(なかなか見つけられないやつ…

・産後初の一人旅でたまたまフラッと入り、気に入り、何度も通うようになったカフェ。その後蓮つかさくんと紫門ゆりやちゃんがロケで訪れることになる。



■美弥るりかさん関連

・下の名前がおなじ

・私も涼風真世大ファン(たまたま

・2012年4月 美弥るりかさん月組へ組替え
 2012年4月 私も突然の人事異動

・2019年6月 美弥るりかさん退団
 2019年6月 私も七年ぶりに突然の人事異動

・舞浜のライブのチケット、抽選で外れたのにTwitterで知り合ったお友達がチケットを分けてくださった

東京會舘トーク&ライブに当選する

・「丸の内キャリア塾スペシャセミナー
美弥るりかさんに聞く愛され続けるための自分磨きと決断力の秘訣」に当選する

WOWOWの美弥るりか退団スペシャルのロケ地が我が家のめちゃ近所

・2020年東京ドームシテイホールのライブ開催日が私の誕生日

・2020年ファンミーティング会場が私の元職場


■それ以外

・食べたいと思ったものが自然に引き寄せられてくる(食べたかった「横浜ハンマーヘッドクルミっ子」をたまたま同僚が買ってきてお土産としてくれる)(買いたくて買えなくて陳列棚に戻したワイン、全く同じ銘柄のものを夫がその夜たまたま他人からプレゼントされて持ち帰る)

・移動した直後に、そこに大地震が起こる

・付きまとわれてやだなあと思うととんでもないことが起こってその人が離れていく(そのタイミングで人が死んだことがあります…






ちょっと怖いのでこれくらいで辞めておきます😅

あーー、怖がらないで…

5歳娘の初観劇と、蓮つかさと、武蔵がトートに思えた話

人生のなかで「この日のことは忘れないなあ」という日、何日ありますか?

素敵な日。しあわせなとき。泣いた夜。

…すみません、パクりました。(わかる人はルリシタン)

 

しあわせなとき。おぼえておきたい。

今日がその日だったので記録に残します。

未来の自分のための備忘録。

 

5歳のタカラヅカ観劇

たまたま会社の福利厚生で申し込んでいたチケットが、通路側の前から10列目という良い席でした。

わあー、万が一トイレ行きたくなっても安心だなあー、なんて思ってたらショーで通路降りがあることを知り、興奮してました。

 

ネットで通路降りのスターさん配置図をみたところ、私の真横が蓮つかささん。大好きなれんこんちゃん。やさしくてかっこよくて、お芝居に心が見えて大好き。しかもれいこさんも通る!大興奮でした。

 

そんな折、5歳半の娘が日に日に宝塚にはまり、自分も劇場に行きたいと言い出しました。

キャトルにつれていくと劇場のドアを指さして「あの中に入るのが夢」「あかいお椅子に座りたい」というので切なくなっていました。

 

連れていきたい!みせてあげたい!

 

娘が大好きなるりさん、ありちゃん、れいこさん、りょうちゃん、さくさく、見せてあげたい。

でもいくらなんでも、武蔵は5歳には難しすぎます。大人の私でも理解できない単語が多く、和物で、今回の演出脚本は子供向けではないと思いました。

 

ずっと話し合い、夫と悩み、知恵袋を見てため息を付き、Twitterで相談しつつ、娘の「本当に連れて行って…!」という真剣な表情に心打たれて、心を決めました。

予習はモノマネ大会

私はすでに二回見ていて「これはうちの娘には…😓」と悩んでいましたが、場面転換の多いことに目をつけて、様々なシーンを名場面集的にモノマネして見せて、そのシーンを楽しみに見せることにしました。

 

もちろんストーリーも話していましたが、誰が何をやるのか、どんな人なのか知っておくと面白いかなと思いました。

 

「武蔵は最初はシンメンタケゾウって言う名前で悪い子なんだけど、沢庵さんっていう和尚さんに髪の毛ばさーって切られるよ。沢庵さんは、るうさんがやってるよ」というかんじです。結構数日かけて頑張ったとおもいます。

 

ニセ小次郎がばれるシーン、又八がおこうさんに甘えるシーン、源次郎が斬られるシーンなど、めちゃくちゃモノマネしまくりました。

 

そして幼稚園に行くときは、バスに乗らずに歩いていきながら「るりさんは何ていう役の名前?」「さ、ささきこじろう!」「正解」という感じでテストしました。

 

当日。開場してから家を出る…

もうとにかくバタバタ。家を出るのがギリギリに。。

午前中仕事をしていて、娘にはメイちゃんの執事を見せつつ、そこからお昼を食べさせ、劇場でもよおすと大変なので「お願いだから💩して!」と懇願してなんとか💩してもらい…😅、バタバタでした。

 

娘の髪はヘアビューロンで真っ直ぐサラサラに⭐ お気に入りのワンピを着せました。

 

家を出たのは開場時間…😓😓

周りの席の方にキャンディ🍬を

周りの席の方にどう挨拶するか悩んで、この記事を思い出しました。

双子の赤ちゃんを連れて飛行機に乗ったパパママの斬新な「気配り」が大反響を呼ぶ | ロケットニュース24

飛行機に乗る赤ちゃんの親御さんが、周りの方のために耳栓やお手紙を用意した話。

娘と考えて、小さいカードと、キャンディを可愛い袋に入れて用意しました。

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もちろん、一言、エクスキューズというかお声がけをするつもりでしたが、何かモノがあったほうが、声をかけやすいかなあと思いました。あと、貰って嫌なものではないなと。

「さのまるを連れて行く!」

タクシーでのりつけ、開演15分前に滑り込み、チャイルドクッションを借り、evianを買い、お席へ。

 

10列目、めちゃくちゃ近いです!


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ははあー、画像が回転できないのでそのまま。。

娘は前から楽しみに計画していて、るりさんの大好きな「さのまる」を持っていきました。万が一目線をくれたときに視界に入ったらいいなあという気持ちでした。本当はこんなことしてはだめですよね。なのでおとなしく膝の上に握りしめるだけにしました。

 

周りの席の方にお声がけして、持ってきたキャンディをお渡ししようとしましたが、「いいのよー、そんなの!かわいいわねえ、いいわねえ!たのしんで!」と言ってくださって嬉しかったです。特に隣の方はとてもいい方で、たくさん話しかけて下さりました。(「おじさん言うな」のあたりも盛大にオホホホホと笑っていらっしゃってとても和やかな方でした)

チャイルドシートの罠

さて、興奮の中、幕があがり。

娘も夢中で見ているのですが、劇場で借りたチャイルドシートが…やはり、座り心地悪いみたいでした。上体がずり落ちてくるんですね。

しょっちゅう態勢を整えるために勢いをつけるので、椅子は揺れるし後ろの人は気になるしで大変でした。

シーーーーッ!とすごい形相で睨みつけたのですが👹、「え、なあに?」とか平気で返してくるし。それでまた、シーーーーーッ!👹です。完全に寿命が50年位縮まりましたし、もう私のほうが集中どころではなくなってしまいました。

また、途中からオペラグラスの醍醐味を知った娘が、ありちゃんが出てくるたびに使いたがり、取り合いでした😥

途中、芍薬のあたりでやはり飽きてしまい😥、体をムズムズ動かし始めて大変でした。

カサカサ音がならないようにジップロックにつめてきたグミを一つずつ手渡すのですが、動きが気になってここでもまた寿命が50年位縮まりました。

(私の感想を軽く)

ムラで見たときと、千秋楽ライビュで見たときと比べて、りょうちゃんがますます、「大地の子」になっていました。こんな土の匂いのするトップさん、いますか?女性でここまでやれますか?

りょうちゃんの魅力の一つに、いままでのトップさんにない新鮮さ、があると思います。スーツがめちゃくちゃ似合ったり、誠実な役柄が本当にぴったりだったり、そして、こんなふうに武者っぽいお役もこなせて。

だから齊藤先生、どうしても武蔵をやらせたかったんだろうなあと思います。「珠城ならやれるだろう」「見てみたい」と思って提案して、周りの男の先生も「見てみたい」となったのだと思います。

るりさんの退団公演だから、できればもうすこし、るりさんの出番や見せ場を作ってほしかったなあとは未だに思ってます。静と動、あの脚本の中でしっかりとるりさんならではの魅力を出していて、唯一無二の色気、物語への説得力を付けてくれていて…流石だなあと思ってます。

今書いてて思ったんですが、初日すぐに見て「小次郎は死にたがっている」と感じました。ずっと孤独で、死ぬときを待っているように見えました。そして今回見て「小次郎は殺してくれる人を待っている。それが武蔵だった」と思いました。だから小次郎にとって武蔵は「ずっと誰かが待っている…いつか、たどり着くところ」なわけです。そう、小次郎にとっての武蔵はトートですね。だからあんなふうに、助太刀したり、ニアミスしたり、おにぎり食べさせたりするのだと思いました。(最後のは嘘です)

クルンテープ開幕

トイレ休憩を経て、クルンテープです。家の中で鼻の穴を膨らませてコップンカーコップンカー言っていた娘、念願のショーです。

武蔵よりもやはり集中していたようで、ショーでは私も落ち着いて見ることができました。

そして、客席降りの瞬間はやってきました…

「来るよ来るよ…ッ」と囁き続けていたのですが、目の前に美しい輝くひとたちがわーっと走り寄ってきた瞬間、完全に脳がいかれました。もうこのあたりで一度、白目むいてました。

お手手が冷たい、れいこさん

いきなり目の前に現れたのは、れいこさんです。ウワーーーッと思って、私も目をひん剥きました。そして娘の手をとって、ハイタッチ。。れいこさんの手は大きくて、冷たかったです。目前20センチくらいのところに、れいこさんの整いすぎた美しい顔がありました。娘を見て「お、小さい子」というような親しみを込めた目の表情をされていました。私は娘に「れいこさんだよ」と叫んで、そこで記憶が途切れました。

れんこんが、娘の頭に触ったアアアア…!

れいこさんの衝撃に白目をむいていると、目の前にはれんこんちゃん!なんとなんと、いきなり娘を見つけるとニカーっ😁と笑って、娘の頭頂部に手のひらを置きくしゃくしゃくしゃくしゃ〜っとしてくださいました。周りからウワーーーッともいいなーとも言えない歓声が上がりました。隣のおば様も興奮して私に「良かったわねええ!!!すごいい!!!」と叫んでいました。

当の娘は口の中に🍓キャンディが入っていて、無表情…😥 娘を見てオイ!っと心の中で突っ込みつつ、れんこんがあああと思って椅子の背に頭を打ち付けながら白目を向いて泡を吹いていました(※ショーの途中です)

 

すると後ろのおば様が私の肩を叩いて「ちょっと!ほら」と呼んでくれました。振り返ると、なんとすぐ後ろにれんこんが立っていて、私達親子を完全にロックオンして笑いながら踊っているのです…すごい優しい目をして、笑いながら私の反応を見ているようでした😂 私は「もう…ムリっ」と叫んでまた白目をむきました。

れんこんはステージに帰るときも、娘のほっぺたをつんつんつん、としてくれました。「楽しんでねっ」と言っているかのようで、とても優しげでした。そのあと娘役さんも娘をかがみ込んで見てくれて、ほっぺに手のひらを当てて笑って帰っていきました。

こんな幸せなことってあるんですかね?

れんこんが娘を見て笑って、たくさん触ってくれたんですよ。。

私はそこで意識がなくなってしまって…気がつくとムエタイも終わってました…💦

娘は案外平静で、ムエタイのシーンを見て笑ったりしていました。私は本気で「む…娘連れてきて良かったーっ!!!娘産んで良かったーーーっ!ありがとう、夫!ありがとう、受精卵!」(なぜw)と心の奥底から思い、いままでにない喜びで打ち震えていました。

その後娘は「ピンクピン太郎…」と適宜つぶやくなど熱中して、拍手し、無事お利口に初観劇を終えることができました。

終演後も周りのお席の方からもたくさん声をかけていただいて、とてもあたたかい気持ちのまま、赤い大階段を降りることができました。

 

「客席の中のone of themから抜け出せた」体験

今回のこの体験の素晴らしいところは、娘が喜んだこと、タカラヅカに入る気持ちが高まったこと、親子で大好きな月組を見れたこと…など無数にありますが、なんと言っても「あの日客席降りで、あなたに頭をくしゃくしゃにしてもらった女の子です」とれんこんに伝えたら「ああ、あのときの」と分かってもらえる可能性が高いということです。たとえ1000回客席で普通に見てても、「あのお客さんだ」と舞台の上から認識してもらうことは難しい。でも娘はたった一度の観劇でそれを得られたのです。

こんなことって、素晴らしすぎると思います。。本当にラッキーな体験でした。

私達はれんこんにお手紙を書きました。


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今これを日比谷ミッドタウンのスタバで打ってるのですがそろそろ疲れてきたので、英語の日本語訳みたいな文章しか書けなくなってきました。なので一旦ここでおわります😆

 

観劇後娘はキャトルで

「ママ、わたしがタカラヅカ入ったら…一番前の列の、一番真ん中の席にしてあげる」「わたしがタカラヅカいるときにまたクルンテープやりたい。そのときはママにハイタッチしにきてあげる。通路側の席を取ってあげるから」

と、唐突に言いました…😆

一度も一番前の席が羨ましいなどと会話していないので、娘が自分で考えた言葉です。

私は18歳のときからタカラヅカが好きで、でもタカラヅカが好きな友達が周りにいなくて、寂しい思いをしてきました。そんな私に、神様はとんでもない素敵なプレゼントをくださいました…😆

娘がタカラヅカに入りたいと言うなら、私は応援しようと思います。私の思いに答えようとして無理をしないように、そこだけは気をつけつつ。

 

 

 

 

タカラヅカとの出会い 後編

涼風真世と、天海祐希を、何故か間違えて覚えていたのですが、なんとか軌道修正してその後、涼風真世天海祐希久世星佳麻乃佳世体制の月組にどっぷりハマり、連日実況CDを聞いていました。

その頃は既にかなめさんが退団して天海さんのサヨナラ公演が始まっていたので、寮の友人のツテで、ミーアンドマイガールの東京公演のチケットをとってもらいました。

チケットを取ってもらったら…

チケットをなんと3枚取ってもらえたので、田舎者の私はルンルンと見に行っていました。
友人経由で、チケットを実際に取ってくださった方ともお会いして、お話したりしていました。

2回目の観劇のときかな?見知らぬ女性に声をかけられて。

「徹夜で並んで取ったチケットなのに何故あなたに3枚も渡っているのか」「お花代は渡したのか」とのことでした。

チケットを実際に取ってくださった方が、どうやら力のある方?で、私が気に入られて優遇されていたらしいのですが、一緒に並んでいたかた達にはそれが面白くなかったようです。


無知で無邪気だった私も悪いのですが、怖いなあと思ってしまって、他人にチケットをいただくのはそれで終わりにしました。
その後は当日券に並んだりしていました。

天海さんの出待ちをしたりしながら、涼風さん時代がやはり好きで、銀の狼なんかをヘビロテしてました。

実家でビデオに録画してもらったものを、繰り返し見てました。

エールの残照は本当に好きで、ダニエル久世星佳にハマり始めていました。

あまりにもしつこく見たので、何度か夢の中でエールの残照の舞台に立っていました😅

…そんなとき、久世星佳お披露目公演「cancan」「マンハッタン不夜城」をどうしても見たいと騒ぎ、普段あまり交流のない伯父に頼んで、お披露目初日の舞台の、とても良い席をとってもらえて…母と夜行バスで12時間かけて行きました😂😂😂

真琴つばさの歌声を聞くと無条件で寝る、という母をつねりながら、感動して記念すべきムラデビューをしたのでした😁

タカラヅカとの出会い。前編。かなめさん&天海さんのこと。

私は田舎で育ったのですが、東京に美しい双子の従姉妹がいまして。

彼女たちに「タカラヅカに入りなさいよ」とよく言われていたのを覚えています。

まあ、見る機会もなく、入団なんてことは全く自分事化せず、ふつうに大学生になり上京し、女子大の寮に住んでいました。

かなめさんとの出会い

ある日、雑誌の中ですごくきれいな人を見つけました。ボーイッシュな笑顔で、足を組んでラフに座っている女性。何故かすごく気に入って、宝塚の人だと知って、宝塚好きな友達(寮生)に言ったんです。

涼風真世って人、すごく綺麗だね‥」と。 
かなめさんの名前は宝塚を見たことがない私でも知っていました。

そしたらその友達、なんと強烈なかなめさんファンだったんですね‥🤣🤣🤣

「え?!ほんとうに?!わたしCD持ってるから聞いてみて」
と、怒涛のように実録CDを手渡されました。
タイトルは「ベルサイユのばら オスカル編」。

聞きまくる日々

私のいた寮はとても厳しい女子寮で、300人いるのにテレビは2台しかなく、ビデオデッキもなく、四人部屋の自室でテレビを持ち込むことも禁止されていたんです。

なのでCDウォークマンで、そのCDを聞いていました。

それで真っ逆さまに沼に落ちまして。。死ぬほど聞きました。
私は今でもオスカル編のプロローグから最初のあたりまで、そらで歌えるしセリフも言えます。
ごらんなさい、ごらんなさい、ベルサイユのば〜ら〜、から、アンドレの天海さんが登場して、ちょっと声が裏返ったりして、かなめさん登場。すごい声量。カッコ良さ。

タカラヅカファンは星の数ほどいますが、私みたいに音源だけでハマった人も珍しいのではないかと思います。

こんな感じで、私は一切映像を見ないまま、音源だけでベルサイユのばらを繰り返し聞き、「いつかこの映像が見たい。ビデオで見たい」と思っていたのでした。

実は人違いだった😆

ちなみにCDの表紙?を見て、私が雑誌で見た「涼風真世さん」は別人だと悟り友人の手前、焦っていました。私が雑誌でみたのは「天海祐希」。何故か名前を覚えられず「涼風真世」と勘違いしていたのでした。

後編に続く

初観劇のこと。真矢みきトップお披露目「エデンの東」

軽く自分のことを書くと。。

はじめての観劇は天海さんの退団公演「ミーアンドマイガール」東京公演。

と思っていたら、今調べたら違いました。

はじめての観劇は真矢みきトップお披露目公演「エデンの東」「ダンディズム!」でした。

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当時大学生だったワタシ。どうやってチケット手配したのか分かりません。当日券立ち見かな?
初観劇は本当にハマりますね。すっかり真矢みきラブとなり、何度か見たあと、そのあと「How toサクシード」も見た記憶が。
キラキラした大きな真矢みきの瞳がぐるーっと大劇場を見渡すと、ライトを浴びてキラキラキラキラ輝くのです。
「うわ!いま、私のこと見た」なんて思って興奮したものでした。

真矢さん独特の甘い低い声、話し方、最大限濃いー感じのお芝居、歌、ほんと素敵でしたね。

トップ娘役の純名里沙がまた、良かったです。超絶うたうまさん。この人の発声は、なにか嬉しくて幸せでたまらない!といったハッピー感があるんですね‥
笑うと若干顔の下半身がイノシシちっくになるお顔立ちも大好きでした。
銀橋でじゅんじゅんが歌うシーンが本当に耳福で、幸せで、女神のようでした。声が、歌が、笑ってるんですわ‥


そんなわけで当時1995年。わたしは大学生。
タカラヅカを見始めたのでした。


そもそもどうしてタカラヅカに興味を持ったのか、は、天海祐希さんがキッカケです。その話はまた後で。。

はじめに。

昔はよくブログを書いていたのですが、また、なんとなくブログを書いてみようと思いました。
宝塚のこと。

インフルエンザ治ったばっかりなので、若干頭おかしいんですが、おもうままに、書き散らかそうかなと思ってます。

環境

東京宝塚劇場は自宅と会社の中間にあり、徒歩圏内なのでふらっとよく行きます。
仕事早く上がって当日券取って観たり、タクシーで乗り付けて起床後2時間弱で観劇したり。グランドホテル観たあとはもうなんかフワフワしてしまって、まーわーるまーわーるカルーセルーと歌いながら歩いて帰りました。
観劇はいつもあんまり余裕がなくてバタバタ。一度でいいから千疋屋のフルーツサンドを買って劇場でゆっくり食べたりしたい。



最近ようやく好きなスターさんが出来まして。
美弥るりかさん。珠城りょうさん。月城かなとさん。

1998年ぶり(!)に、好きなスターさんにようやく巡り会えたんですね。

タカラヅカにまたはまりたいなあと思いながら、過去のトップさんの残像が強すぎて、はまれる人がいなくて、疎遠になってたタカラヅカ

うわー、やっと巡り会えた。応援したい!
月組、この関係性、最高ー!!!

‥て思えた矢先の、美弥るりかさんの、退団発表😱

しかも千秋楽のライブビューイングというものに初参戦して超絶楽しくて嬉しくて、ソーシャルとヅカファン活動の親和性、相乗効果に目覚めてウキウキワクワクしてたところに、冷水ドッシャーン!うそーん!というかんじです。

いろいろ知るうちに、彼女のお人柄や、状況的に、どうもこれは普通に「タカラヅカを辞めます」「わかりました、お疲れ様」といった辞め方ではないなあと。

で、考えたんです。

夢の世界でも、いろんなことがあるんだろうなって。
でもバックヤードを見せずに、体を張って夢を売ってる女性たち。‥ただでさえ、容姿端麗な上に運動神経、歌唱力とかあって同じ人間と思えないほどなのですが、そういった精神的な堅牢さも持ち合わせてて、尊敬に値するなあと。

ファンのために、他の組子のために、劇団のために、タカラヅカを好きでたまらない自分のために。あとは自分のこれからの人生のために。自分の心をコントロールして、時には自分の進退を決めないといけないときがあるんだろうな、と。

それって、とてつもなく悲しくて美しくて、儚いなあって思いました。

勝手な妄想かもしれないけど、なにかそんなのが透けて見える、今回の美弥るりかさん退団。

彼女のことを考えてるうちに、自分のこともいろいろ考えてしまったわけです。

まあちょうど、私もいろいろ考えてる時期でして。
このタイミングで、私も一度自分に向き合って見ようかなあと思った次第です。

(あとは、インフルエンザで1週間家にいて考える時間があった、というのも大きいです)

タカラヅカのことを思い出したり考えたりしながら、6月9日までの間、考えないといけないと思いつつそのままにしていたことについてもちょっと考えてみようと思います。